2010年5月3日月曜日

倉垣吉宏さんからの返信

お疲れ様。
面白いことをするなぁ。
でも気になるのは分かる。やから、思い付いたようにメールしてみた。
















僕個人としては「震災」
いともたやすく思い出や、命が、瓦礫に埋もれて、ただの廃墟と化す
揺れた後の寒さ、恐怖、灰色ではなく薄青い冬の朝叫び、轟音、なにもない静寂
これが一番大きいし、以降、9・11などもあったけど、世間は大騒ぎして、確かに僕も関心を寄せはした(正確には、震災以降に、生死について身近に考えるようになったんだけど)震災ほど身近な出来事ではなかった。



僕が共感し、最も親近感を抱くイメージは"痛み"

心でも身体でも、ギリギリに切迫されたものや、その"痛み"の先にあるもんに興味関心をひかれる。"痛み"があるから、生きてる喜びにもつながるし、死への恐怖にもつながる。
"ジャンク"という感覚は、今の日本をよく捉えたイメージやなと思う。
なんでも"雑食"する人間、ことパクリ大好き日本人が到った境地なんかもしれへんけど、
僕はそこに"痛み"を感じられないと、"ジャンク"ってのが上手に生き残る手段になってしまい悲しい。

"ジャンク"でありたくないけど"ジャンク"にならざるを得ない、そんな状況下なら、苦しいけど、希望がある。
苦しくて、もがいているなら、それは純粋で良いと思うけどなぁ。
そんなんかな。