2021年10月4日月曜日

リサーチ・クリエイションメンバー募集!

2022年に「音」に焦点をあててクリエイションをスタートし、『紙風船 - Foley Mix -』を京都・東京にて上演しました。
二年目の活動となる2023年は、オペラの製作をスタートします。

モチーフとするのはアドルフ・アッピアという20世紀初頭の舞台美術家です。ヴァグナーオペラを改革するために考案された抽象的なセットは、近代オペラに大きな影響を与えました。

まだ日本では知名度の低いアッピアですが、潜在的な影響力は多大で、アッピアの夢想したオペラを現代によみがえらせるプロジェクトを始動します。

下記、概要となっております。詳細はお問い合わせください。 

タイトル:『オルフェウスとエウリディーチェ』
原作:クリストフ・ヴィリバルト・グルック 
演出原案:アドルフ・アッピア
復元監修:よこたたかお (BARACKE)
発表時期:2023年11月24日(金)-26日(日)@関西近郊
稽古:2023年10月から開始、週に一回から二回程度 
条件:
・外国語戯曲に興味のある俳優
・京都市内もしくは大阪府内の稽古場に通うことができること 
・劇団規定によるギャラ・交通費の支給あり

 連絡先:baracke.jp [at] gmail.com(横田) 
※参加希望の旨を記した上で、氏名、連絡先、参加形態などをご連絡ください。一週間以内にご返信いたします。

主催:BEBERICA theatre company

(2013年の初演版の記録動画)

(2021年、『イグレーヌ・バリエーション』京都芸術センターでの上演動画)

2021年3月1日月曜日

『イグレーヌ・バリエーション』

 ●[本公演#14] イグレーヌ・バリエーション

    原作:モーリス・メーテルランク
    日時:2021年2月26日-28日
    会場:京都芸術センター・講堂(京都市)
    主催:BARACKE
    共催:京都芸術センターCo-program 2020 カテゴリーD採択企画 

説明:約7年振りのフルサイズ作品の上演。メーテルランク『タンタジールの死』を京都の俳優と共に一年以上の時間をかけて翻訳し、上演した。翻訳上演にあたっては、コロナ禍の日常を含む言葉などをコラージュした。また3Dモデリングソフトや翻訳ソフトなど、演劇創作の情報化にも力を入れた。

[関連作品]
2021年1月『イグレーヌ・バリエーション』(短編上演)映像配信@人間座
2019年1月『タンタジールの死』(リーディング上演)Social Kitchen(京都市)

※上演映像


※短編作品の上演映像
 

2016年8月3日水曜日

バラック?(1)

バラックとは「仮設の建物」という意味です。
バラックは、舞台芸術に関わるあらゆる研究と実践を求める全ての芸術家に開かれています。

「創作」「研究」「助成」の三本柱を持ち、年間の活動を展開しています。
これまでに、『イグレーヌ・バリエーション』(2020)の創作を行い、またスカラシップ事業は四年目を迎えました。また、安部公房研究会、コンタクトインプロ研究会、美学研究会など様々な勉強会を文科系の学生や文化芸術関係者と共に行ってきました。

それぞれの催しがそれぞれにテーマを持っています。一回だけの参加だけでも構いません。
その度毎に立ち上げては壊す。それがバラックです。
プロジェクトに興味がある方は、どうぞお気軽にご連絡ください。